豆腐って何でこんなに値段が違うの?そのカラクリを解説!

先日食べに行ったお蕎麦屋さんのセットの中にあった冷奴。
あまりに美味しい豆腐だったので感動していたら、どうやらお店近くの昔からある豆腐屋さんのものらしく。
その足で早速豆腐屋さんに行ってきました。

そこの豆腐屋さんでは一丁250円だったのですが、それくらい出せる!と思えるような美味しさでした。
でも、その帰りにスーパーに行くと…豆腐といっても値段がピンキリで、安いものは50円より安いじゃないですか!

この5倍もの差は、どのようなところから生まれているのでしょうか。
そこで今回は豆腐はなんでこんなにも値段が違うのか、そのカラクリについて詳しく説明していきます。

豆腐の値段の差はどこから生まれる?

ではそもそも、どうして豆腐の値段にはここまでの開きがあるのでしょうか?
そこには安い豆腐と高い豆腐の、決定的な違いがあったのです。

①大豆の品質

豆腐の質を決める原材料のひとつが、大豆です。
美味しくて品質の良い大豆無くして、美味しい豆腐は作られないのです!
高い豆腐は大豆にもこだわり、国産100%の混ざりっけのないものを使っています。
しかし50円以下の安い豆腐には外国産の大豆を使用していて、さらにそれが遺伝子組み換え食品である可能性もあるのです。
これが、安い豆腐が危険だといわれる理由なのですね。

②何で豆腐を固めているのか?

美味しい豆腐は、海水からできた天然のにがりを使って固めています。
しかし安い豆腐の場合は、より食感をよくするために凝固剤という添加物を使用しているのです。
さらに安い豆腐は大豆の量が少ないため、にがりではうまく固めることができません。
そのため添加物を使って、本物の豆腐のように固めているのですね。
凝固剤は体への危険性としては低いものの、自然でないものなのは確かです。
やはり自然のものを使って作っている豆腐には、安い豆腐は敵わないということですね。

③表面の泡の処理をどうしているか?

豆腐を作るときには、どうしても表面に泡がついてしまいます。
この泡を消す際に、高い豆腐の場合は何度もろ過をしてなめらかな表面に整えていくのです。
しかし安い豆腐はそこまでの手間をかけられませんので、消泡剤を使って手っ取り早く泡を消していきます。
つまり、消泡剤という添加物の働きでなめらかな見た目になっているのです。

高い豆腐と安い豆腐では、原材料の違いや手間のかけ方が全く違うことがわかりましたね。
ここまで知ることができれば、やはり高い豆腐がどうして美味しいのか考えることができるのではないでしょうか?

︎豆腐嫌いだった私が本物を食べた感想

実は私、最近まで豆腐が嫌いでした。
もちろん今は大好きで、冷奴でも食べるくらいです。

豆腐が嫌いだった理由として一番に挙げられるのは「今まで本物の豆腐を食べたことがなかったから」なんです。
子供の頃から安いニセモノの豆腐を食べていたので、どうしても美味しいとは感じることができなかったんですね。

でも結婚していろいろなところに外食に行くことで、世の中には美味しい豆腐があることを知りました。
そして安い豆腐と高い豆腐の違いを知ったときに、自分は今まで豆腐マジックに騙されていたのだと確信したのです。

本物の豆腐はまったく臭みもなく、大豆本来の甘さがあってとても美味しいんです!

こうして豆腐屋さんで本物の豆腐を買うようになってからは、今まで本当に損していたなと思いました。
豆腐はこんなに美味しいのに、ニセモノの豆腐を本物だと思って生きてきたなんて豆腐屋さんに失礼でした!
これからも豆腐に限らず本物を厳選して選べるように、しっかり勉強せねばですね。

︎私が豆腐屋さんでいつも買うもの

豆腐屋さんで私がいつも買うものは大好きな絹ごし豆腐とそのお店のイチオシ、そしてがんもと生揚げです。
単に木綿よりも絹ごしが好きなのと、がんもと生揚げの煮物が大好きなため。

娘も生揚げが大好きで、1人でパクパク完食してしまうくらいです。
お弁当にも入れてあげると、とても喜びます。

前に山中湖の方に行った時、忍野八海の豆腐屋さんで購入した豆腐はとても美味しかったなー。
さっぱりした味わいで、さすがお水が美味しいところの豆腐だわと思いました。

最近では神奈川県山北町にある絹華豆腐がお気に

入りで、イチオシの「絹華(きぬはな)」がとーっても美味しかったんです!

冷奴にしたら最高でした。

味が濃いんだけど臭みがまったくなくて、もー美味しいの一言!
買い物したら氷を一緒に入れてくれるなど気遣いも満点で、帰りはおばあちゃんとお孫さんが見送ってくれました。
なかなか遠いところにありますが、ドライブがてら行く価値はありますよ。

ちなみにこちらの豆腐は山北町のお隣の開成町にあるお蕎麦屋さん「あしがら翁」「あじさい祭り期間限定・あじさいセットの豆腐」で出てきます。
今度焼き豆腐を買って牛鍋に入れようっと!

さっそく今夜牛鍋を作ってみました、豆腐がめちゃ美味しいです!

豆腐嫌いにならないためには、本物を食べよう

私は小さい頃からニセモノの豆腐を食べていたので、豆腐の魅力に気づくのが遅くなってしまいました。

子供の食べ物の嫌いをなくすには、まず「本物」を味わわせてあげること。
これがとても大切なことなんだなと学びました。
娘も豆腐が大好きです。
だから、やはりできるだけ本物の豆腐屋さんで手間暇かけて作られたものを食べさせたい。
そうすれば、作った人の気持ちや本物の豆腐がわかるから。
豆腐こそ安かろう悪かろう、多少高いと感じてもそこに美味しさと安全、そして食育があるならやはり子供にも贅沢をさせてやりたいなと思ったのです。

もし豆腐が苦手だという人も、何かの機会があったら美味しいお豆腐屋さんで買ってみてください。
きっと新しい発見があるはず?!

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